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【みんなのレッスン】第13回 引き付けて打球するメリット

よく「待って打って!」と言われる事はありませんか?

「待って打つ」、「頂点後で打つ」、「体の右側で打つ」等色んな「待つ」表現を言われた経験がある方もいるのではないでしょうか。私も言われる事があります。今回は待って打つ(引き付けて打つ)打ち方のメリットを4つご紹介したいと思います。

1.体の力が伝わりやすい所で打てる

「引き付けて打つ」というと体が台に向かって正面を向いている際の体の右横あたりで打つという事です。よくあるのが間を埋めようとして自分の右斜め前にあるボールを手だけ出して打つ事です。力んでいたり、早く決めたいと思うと手だけが出てしまう事があります。考え方としては「体の動きを使ってスイングできる所までボールが来るのを待って打つ」もしくは「体の動きを使ってスイングできる所まで体を持っていって打つ」の2つを意識すると良いでしょう。

2.コースがわかりづらい

早い打点で打ってもそれなりに強いボールを打つ事ができるため、早く打ってると気づかずに打ち続けているパターンがあります。早く手を出すとコースがクロスにいきやすかったり、ストレートに打とうとしてもフォームが違うので相手にばれてしまったりします。引き付けて打つ場合もクロスに打つ時の方がわずかに早いですが、早く手を出す打ち方よりも相手から見た際にボールの来るコースがわかりづらくなります。

3.回転を判断する時間を作れる

例えば初見の相手で回転がよくわからないサービスをする相手がいるとします。引き付けて打つとボールが伸びてきていれば上回転、伸びがあまりなければ下回転といった見分け方をできる事があります。わからないまま何となく早い打点で打つと最後までよくわからないまま終わってしまう危険性があります。回転は相手のスイング、ラケットからの飛び出し方、軌道等色んな判断基準がありますが、自分のコートについてからの軌道でも見分けられる事があるので、何となく早い打点で打つのではなく引き付けて打ちましょう。

4.気持ちに余裕ができる

そもそも間を埋めようとする原因は早く決めたいと思う気持ちが強いからだと考えています。気持ちに余裕がないと力が入り、さらに早い打球点で打つことになってしまいます。ある一定のレベルまでは早い打点で打って決まりますが、レベルが上がってくると待たれている事があります。待っている側からすると焦って早い打点で打ってくる相手の場合はスイングしている腕の動きが見えるためコースを見分ける判断材料があり、待ちやすいです。体に引き付けて打ってくる相手はラケットからの飛び出しを見る必要があるため判断が少し遅れ、待ちづらいです。気持ちに余裕を持ってボールを引き付けて、コースを打ち分けられるようになると良いでしょう。

動画でも説明しておりますので是非ご覧ください♪

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